2005.01.13 (Thu)
■ [CLANNAD] CLANNAD を終えて
皆さん何かとここの日記を読んでネタにしていらっしゃるようですが、そんなあなた方に言いたい。クラナドをやれと。今、全てのシナリオを終えて書いていますが、自分はこれほどまでに「綺麗」な作品に出会えたことに感謝しています。有り難う、794氏。
ギャルゲ、そんなものはどうでもいいです。そんなものは、ぶちゃけた話このクラナドにおいては二の次です。勿論、キャラクターがそれぞれいい味を出していて彼ら・彼女ら抜きでこの作品は語れないというのは確かな事実です。
だけどそれ以上に、一つの物語、いや一つの作品という観点から見ても最高のものだと思います。個人的にイラストがほんの少し気に入らない部分が在りましたがそんなものは目をつぶれる範囲内であり、そしてこのストーリーはそんな問題を気にさせません。
生きるということ、失うということ、人の有り様。この作品を通して見えるモノは、もはや言葉にすることも野暮であるかのように思われます。
自分にとっては、それほどまでに意味のある作品でした。
別に「クラナドの人」とか「患者」とか「Zephyr Clannadle」だとか言われようといいです。どんなネタにされようと、自分はこの作品が好きです。「ギャルゲ」だなんてちっぽけな枠で捉えず、この作品にはもっと大きな意味があります。
だから、やったことの無い人にはお勧め致します。いいものはいい。それは是非とも万人に味わって欲しいものです。中古屋さんで探すのもいいですが、定価でも買う価値はあります。一万円でも十分にその価値はありますね。ラノベを何十冊も読むよりも、これをひとつ買いませんか。その方が数倍マシだと、自分は心から断言できます。
■ 結局「クラナド」とか「メグメル」の意味は判らなかったのが悔しい。それだけが心残りです。あとは暫く、まったりといくつかメインシナリオを読み返す日々を送ろうかなと思っております。
この町と、住人に幸あれ。
■ アレンジCD「MABINOGI」試聴中。今まで聴かずに割と期待してたのに普通でしょんぼり。あまり好きじゃない。個人的にこのアイリッシュスタイルはクラナドに合わないと思うし、いかにも偽物っぽいので気に入らなかったです。最低でもFF5の「Dear Friends」並のクオリティが欲しかったです。まあ、取り敢えずメグメルがFullで収録されているというだけでも良しとしますか。
■ [BGM] 有坂美香「時の砂漠」
クラナド後に聴くととてつもなくぐっと来たこの曲。作編曲は梶浦由記氏、2/2発売です。今週土曜放送のガンダムの新EDのCDにカップリングとして入っている曲ですが、個人的にはED曲よりもこちらの曲の方が好きです。最近本当に、梶浦氏のフルートは神懸かってますね。
