2005.10.14 (Fri)
■ [音楽] Celestia考(1)
2があるかどうかはさておき、ミートたんちに行く前に軽く書き逃げ。
BBS とチャットが賑わわない。これはなんだか由々しき事態であるように思えます。今までの流れ、特に爆裂祭や Crystal のあたりを鑑みると、製作者・リスナーなどの交流として主に用いられていたのは BBS だったと言えます。勿論チャットも欠くことの出来ない要素です。繁栄期のイベントでは、誰かの感想に便乗して「自分もこの曲がすげー好きだった!」とか書いたり製作者同士がお互いの曲を褒め合ったりする姿が、頻繁に見て取ることが出来ました。
しかし今回の Celestia ではそれが達成されていません。主に主催である自分のレスポンスが悪いということもあるのでしょう、BBS の専用スレッドの書き込みは20にも届かず、チャットの賑わいは楽曲公開当日限定でした。楽曲の質やイベントの外面的な部分では成功を収めているかもしれませんが、イベントを運営する身としては必ずしも成功とは言えない結果であると思います。
如何にしてこうなってしまったのか、その要因として一番大きなモノとして「感想をコメント欄に書かせるようにしてした」点があるかと思います。
以前 Lenster 氏や Chipu 氏などが憂えていたように記憶してますが、まさにその通りになってしまったような気がします。コメント欄に個別に書き込めるという状況は「書き込みやすい」という環境を生み出してくれたのだと、個人的にはそう感じ取っています。しかし、そういった便利なツールが存在してしまうと反動として BBS の必要性が一気に薄くなってしまったということは、今回のイベントを見る限り否めないでしょう。
各曲エントリー方式にしたことによって、作品ごとに壁を作ってしまったという結果となったと言えます。当然ながら自分は良かれと思って導入してみたシステムですが、結果的には自由に感想を書けるという環境ではなくなってしまったのではないかと考えます。
そして主催としてリードしきることが出来なかった。その点は本当になんとお詫びをして良いのか判りません。自ら道化師になりきって引っ張っていくことが出来なかったのは、まさに自分のプライドが邪魔をしたのですが、それは主催として失格とも言えます。以前どこかで色々と批判をしたような覚えがありますが、所詮は同じ針のむしろですか。
まあまだ次回があります。第二回ではそこらへんを踏まえてより楽しいイベントにしていきたいなと思いましたというチラシの裏でした。それでは戦場へ行ってきます。