2006.05.17 (Wed)
■ [読書] 「涼宮ハルヒの溜息」谷川流
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まあ何だかんだ言って最後まで読むと「面白い」って言うんですけどね。
2巻は映画を作る話なので、アニメの1話を見ていると逆にメイキングでも見ている感覚になるわけです。最初は「何かだらだらやってるなあ」と思って読んでいて、途中からまた奇っ怪な展開になってきても「また来たか」くらいにしか思ってなくて、でもハルヒが一度しょぼくれたあたりから「おっ、おっ」と来て、最終的にああいう解決をされると物凄くやられたなあと思うわけで。全てはあのハルヒへの伏線であり、あの最後の文言が凄く感動的に思えるわけで。
やっぱりこの人は文章が巧みだなあと思うのでした。さて次、次。