2006.06.08 (Thu)
■ いくら社内メールだからってたった一行ずつの内容でやりとりするのはどうなんですか。
■ [読書] 「イリヤの空、UFOの夏(4)」秋山瑞人
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840224315/
最終巻、読み終えました。
OVA になるだけはありました。面白かったです。2巻まで読んでいて3巻放置していたのを今更読み直し始めたのはそう言えば「ハルヒ」と同じような匂いがするっけなこの話と思い出したからなんですが、全然違いました。「最終兵器彼女」とはまた違った、でもそんな路線の話でした。なんでこんなに人気があったのか判った気がします。この3〜4巻の展開はひきょーだ。
ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか判らないと作者自身書いていましたが、個人的にはそんな「結果」よりも「過程」に素晴らしく引き込まれてしまった訳で。いつの間にか成長した浅羽、自由を得た伊里野。そこに至るまでの道のりは例え人の手のひらで弄ばれていたものだとしても、当人たちにとっては必死に生き延びた日々だった。
……なんだかとっても、一曲書けそうなお話でした。久方ぶりに読書の後の充実感を噛みしめています。
さて明日は「狼と香辛料」の2巻を読もう。