2006.08.26 (Sat)
■ [雑記] 会社の行事で
屋形船でお台場の沖まで出てもんじゃ焼き食べてきました。味は微妙でしたが、まあたまにはこういうのも良いかなと思いました。風は気持ちいいし。海は怖いのであまり行かないのですが、しかし久方ぶりに乗る船というのは、やはり高揚するものですね。
■ [読書] 「君の嘘、伝説の君」清水マリコ
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きくらさんのお勧め本、第五弾。例によってあらすじはリンク先参照。
著者自身が劇団を持っているという経緯があるからなのかそれを知ってしまったからなのかそうでないのかは判りませんが、たしかに舞台っぽい雰囲気が漂っていました。小説、というよりは物語、という感じ。物凄く判りづらい感じではあるのですが、そういう感じ。幻想的で儚げで、でも地味で素朴で。決して「凄い、面白い」という感じではないのですが、良かったです。
主人公の性格があまり好きではなかったかも。友人の高見とかるなちーのほうが好きだったかも。
■ [読書] 「ALONE TOGETHER」本多孝好
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例によってあらすじはリンク先参照。
中盤から主人公の能力に「あれ? これでいいのか?」と疑問を抱きはじめた頃に、男のツッコミ。そこで落として、そして立花父に向かってのあの台詞。やられた。それはやられた。
登場キャラが自分の割と好きな年齢層(中学生くらい、あと二十歳くらい)だというのも、かなりのツボでした。色々悩み多き年頃なその世代のお話が好きな自分にはまさに直球。サクラとか、ミカちゃんの台詞とか、もう。もうっ。ぎゃー!
やっぱり本多さんの文章は良い。実に、良い。心に響くようです。