Zephyr Cradle Diary


2007.04.04 (Wed)

設計を4つ同時進行とか、正直キャパ足りない。気付けばもう新人ではなくなっているというのに。実感ないなあ。

[雑記] 統一地方選挙

某氏の日記を読んで。命題は「何故選挙に行かなければならないか」かな。

こういうことを書けばきっと専門のたまけん先生がもっときちんとしたカッコイイこと書いてくれるでしょう。とか煽ってみる。就活忙しいのにすんません。そしてその上でやっぱり自分も書きたいので書く。

先に書いておくと、自分は選挙権を貰ってから全ての選挙行ってます。

「選挙に行かない」ってことはつまるところ「参政権の放棄」ですな。日本の政治がどういう方向に流れても文句は言えないってことで。しかしこう言うと「自分ひとり選挙に行ったところで政治が変わるでもなし」となるのですが。そりゃ、数千〜数十万分の一の票なんてたかが知れてますからな。ちりも積もればと言うけれど、所詮自分が持っているのは一票だけだし。

じゃあ「だから選挙に行かない」っていうのは、それも確かに意思表示ではあるけれど、それってのは結局与党に投票してる、つまり現状維持でいいや、もしくはどうなっても知らないって言ってるのと同じとなる。投票総数(分母)が減って喜ぶのは、最終的には与党ですからね。穿った言い方ですが、まあ現状に不満があるならせめて野党に入れるとかするべきです。

かといってそんな投げやりで投票するのも問題なので、せめて選挙公報くらいは目を通すべきだと思います。勿論本人の演説やらサイトやらを見て判別するのが当然なんですが。「適当に選ぶ」だのっていう考えはハナからありえないのが選挙ってなもんで。代議士、すなわち自分の代わりに政治をやってくれる人を選ぶものですから。どれもいやだって言うならじゃあ自分が立候補しろよ、となるわけで。

「入れたい人だけ入れればいいや」っていうのも判らなくもないけど、それは結局自分の首を絞めるだけですよ、と言いたい。この人なら自分の代弁者となってくれそう、という人を選んで投票すべきです。

選挙公報を見るだけでもある程度は判る気がするんですがね、そういうの。例えばうちの近くの地区から出てる某国会議員に某S社の手先でやたらコピーコントロール CD を進めたり輸入 CD 規制に尽力してたりするのが居ますが、じゃあそういうのをのさばらしてて良いのか? ってなると、投票に行きませんか。それと同じで、それぞれの候補者には政策があって政略があるので、それを存分に把握した上で、現職の人が良いか、それ以外が良いかをきちんと見極め、そして投票に行くべきだと、自分は思います。

たかが一票ですが、それでもいいじゃん。政治は大きく変わらないかもしれないけど、でも変わるかもしれない。少なくとも「奇跡は起こらないから奇跡って言うんですよ」ってのよりは発生率は高いと思いますがね。それに、「俺投票行かなかったんだぜ」って言うとバカにされたりもしますが、「俺、投票行ってきたんだぜ」って言ってバカにする奴はまあ居ませんから。(会社の先輩が投票行かない人間で自慢されて凄く複雑な心境になったりもしましたが。)

自分が唯一政治に参加できる場なんですから、折角ですし、行きませんか投票。

[雑記] 地方選挙に関して追記

ちなみに我が地区では自民系と民主系の二人の候補者から一人の県議を選ぶことになってますが、長きに渡って勤めて独裁になりつつある市長(自民系)をなんとしても次の選挙で引き下ろしたいので、野党に入れようかなと。あの野党の元県議も年だしそこまで好きじゃないんですが、まあ背に腹は代えられないかなと言ったところ。