2008.03.29 (Sat)
■ [CD] 「drammatica / The Very Best of Yoko Shimomura」
がスクウェアで作ってきた曲の中から選りすぐりの曲を、全編オーケストラで再録したアルバム。収録作品はキングダムハーツ、聖剣 LoM 、聖剣 HoM 、ライブアライブ、フロミ、 FF13 。好きな作品の曲だけ抜き出して聞く、という楽しみ方もとっても素敵。
何はともあれ、聖剣 LoM の曲が秀逸すぎる。聖剣 LoM からは「Legend of Mana」、「ホームタウン ドミナ」、「彩りの大地」、「滅びし煌きの都市」の4曲が収録されていますが、どれもこれも自分の好きな曲過ぎる選曲。
「ドミナ」のアレンジに関しては、中間部で流れる「心ある場所」でやばいくらいにぞくぞく来る。「彩りの大地」は、やっぱり生のオーケストラでやられるとやばいというのがよくわかる曲になっていて、スネアとティンパニと弦、そしてこのホルンとフルートのコラボレーションはやばい。あと基本的に「タンバリン! タンバリン!」で「ウィップスラップ! ウィップスラップ!」な感じ。というか「彩りの大地」のオーケストレーションは頑張りすぎ。愛されすぎてる。
キングダムハーツは原曲からそうだったけれど、基本的にピアノが格好いい。浜渦的にピアノが割り込む曲が多いゲームだったけれど、オケにしてみるとやはり浜渦節とは違った味があって、とても良い。
プレイしたことのないゲームから1曲挙げるとしたら、聖剣 HoM の「Tango Appassionata 〜その心のままに〜」。弦とバンドネオンのコラボがとても素敵。オケと混ぜるとこんな風になるのか、と思うと同時に、すげい格好良い。
そんな感じで下村陽子好きは買って損はない一枚です。
惜しむらくはオケ録音なので音量が若干小さいところですが、そこはプレイヤーで音量あげまくって聞きましょう。
FF13 の曲? まあ今は判別が付きかねる曲ですね。短いし。歌だし。