2009.10.18 (Sun)
■ [Game][雑記][物書き] 夢に霊夢さんが出てきたので。
二日連続で。
これは東方やれって思し召しなのかなんなのかよく判らない感じだったのですが、折角だしってことで、色々と東方について読みました。実に、今更なんですけどね。そこかしこで話題は上がるし興味がないわけでもない(どう考えても和風ファンタジー、百合な世界観)ってことで、これを機に色々読んだ感じです。具体的に言うと、東方と幻想郷と霊夢とスペルカードに関して。
話の世界観設定だけを読む限りでは「どうしてこの作品はゲームにしたんだ」と思うほどに現代ファンタジー(これまで完全オリジナルのファンタジー世界だと思ってました)であり、ライトノベル寄り(主人公の巫女さんが異変の原因を探って解明して犯人を懲らしめるっていう話の持って行き方)であり、魔法や妖術に関する設定に関しては奈須きのこばりの設定で、全然、ゲームで出す意味を感じられませんでした。キャラクターもしっかり役割が置かれてるし(数が多すぎて把握しきれませんが)。
で、最後にスペルカードルールに関しての項目を読んだ時にようやく、「ああこのゲームはゲームじゃなきゃいけないんだ」と納得しました。全てはこのスペルカードルールにおける戯れごとである、という解決が出来るからこそ成り立つ、それこそ遊戯(ゲーム)なんですな。勿論こんな言葉で片付けるとちゃんとしたプレイヤーの方々に怒られるかも知れませんが。少なくともこの東方ってゲームはスペルカードのために作られたゲームだし、スペルカードの存在によって全ての話が成り立ってる。そんな印象を覚えました。特に気に入ったのは、スペルカードルールに関する次の下り。
たとえ余力が残っていても提示した全枚数を攻略されたら、負けを認めなくてはならない。(中略)ガッツが尽きても負けであり、ゲームシステムで残機とされるものはガッツである。
……というのがまあ、東方を1秒たりともプレイしたことのない人間がある程度読んで感じた感想です。
各々のスペルカードに関しての記述だとか、全キャラの設定を追う気にまでは、流石になれませんでした。いや多すぎですから。でも、どうしてこんなに人気があるのかは、何となく判った気がします。うちもまあ、嫌いじゃないですしね、こういう設定厨(良い意味)な感じなのは。
これ読んで原作(ゲーム)をやりたくなるかっていうと、まあ、ならないんですよねえ。弾幕苦手だし、作品数多すぎるし。