2011.05.23 (Mon)
■ [音楽] Picasa3で音楽中心な動画作成するときのあれこれ
試しにってことで、動画作ってみました。
Googleの画像管理ソフト「Picasa3」のムービー作成ツールで作りました。このソフト、画像管理するだけでなくムービーやスクリーンセーバー、プレゼン、コラージュ画像と色々生成できたりします。ムービー作成ツールが使えるんじゃねって思ってたので、今回お試しで使用してみましたってなお話。音楽指定して画像指定して生成ってやるだけでポンと出来てしまう上に、Google製なだけあってYouTubeへのUpload連携なんかもサポートされてたりするのはとても便利。
……なのですが。どうにも音楽ムービーを作るには色々と不便だなあという結論に至りました。
- 音質が良くない。元のMP3が256kbpsでも、1024*768の動画だと体感96kbpsくらいまで引き落とされます。音楽中心と考えたら色々物足りない。最終的に自サイトへ牽引してMP3で聞いてねってするならまだ判らないでもないけど。
- 音楽の再生時間に自動で合わせるってすると、各絵の表示時間は「MP3再生時間÷絵の枚数」にしか設定できない。例えばタイトルとかエンドクレジット的なのだけ表示時間短くするとかできない。不便。
- 再生が終わるまで絵を繰り返し表示ってモードもある。これは各絵の表示時間を個別に指定出来てひゃっほうこれだーって思ったんだけど、一枚当たり最大10秒までしか設定できない。同じ画像を連続で並べるか……?
- 絵をクロスフェードで表示するのは結構なんだけど、テキストを乗せるとテキストまで律儀にフェードインフェードアウトする。うん、まあ、絵を見せることを中心にしたツールですもんね。テキストに書くのは各イラストの説明ですよね普通……。
要は、かゆい所に手が届かない感じ。Photoshopのレイヤー構造みたいにリッチな機能を備えてるわけではなく、あくまでも「写真のスライドショームービーを作るため」のツール。音系ってなるとちょっと微妙ですなあ。
普段から愛用してる写真管理ソフトで作れたら最高だなーって思って試してみましたが、ちょいちょい役不足な感じですね。やはり横着するなという話か……。写真を見せるための動画を作るってな話なら、もちろん十分だと思いますけどね。