2020.09.28 (Mon)
■ [Game] ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~
プレイする順序がライザと逆だろ! というのはさておき。
いや、違うんですよ。ルルアは実は1年前にプレイをしていたんですが、1日だかプレイしただけで放置してしまい。まあ当時何か他のゲームにハマっていたのでしょう。んで、ライザが先日終わった勢いをなんとなく持て余してしまい、結果としてルルアを再開したという。実際再開してみたら1週間程度で全エンディング見れたので、こちらも程よく楽しめました。
そんなわけでクリア記念に日記にしたためておきます。
本作はロロナ・トトリ・メルルに続くアーランドシリーズの4作目で、「ロロナの娘」のルルアが主人公。安心と信頼のいつもの岸田メル絵シリーズ。
母親が長らく不在にしているため、営業許可の更新をしに来ないと母親のアトリエ潰すぞ(要約)ってのを言い渡され、母親の代わりに更新するために各地を旅しながらアーランド目指していく……という話です。まあその過程で色んな人々と会ったり、成長したり、そしてルルア自身の物語に繋がっていく。
自分はロロナしかやってなくてトトリとメルルは未プレイなんですが、ここまでと違って今作はマルチエンディングを謳いながらも基本的にゲーム内で期限がないので、ロロナみたいに3年以内に何をしろ~みたいなのはありません。ライザと同じ。個人的には超快適だったので、この先も期限なしのアトリエを続けて欲しいと思ってしまうところ。
ルルア再開したんだけど、なんだこのゲーム(ただの腕相撲です #PS4share pic.twitter.com/qPNCVCc2E7
— だいじん (@daijin) September 21, 2020
めちゃくちゃ個人的な感覚だけど、ルルアは従来通りのアトリエのノリなので、お話は随所にギャグが盛り込まれてる。ボケとツッコミのテンポとキレが良いので、そういう意味でも楽しくプレイ出来る。突然ぷにがしゃべり出したり(しかもCVがツダケンだったりキリトくんだったりする)、幼なじみ(CVあすみん)の武器がバズーカー(物理)だったりするけど、そういう小さいことを気にしてはいけない。
あとはキャラクエとかサブクエもだいたいフルボイスなので、非常に贅沢な作りになっている。だいたいルルアがかわいい。ボケもツッコミも出来て、それでいて振り回したり振り回されたりするのは主人公として有能。
ストーリーは終盤から急にシリアスな展開になっていくのだけど、プレイヤー置いてけぼりのSF設定がどんどん出てくる。これは本当にアトリエなのかと疑うレベル。でも気にしてはいけない、アトリエだから。そういう細かいことはどうでもいいというこの潔いスタイルは本当に好き。まあ、冒頭から大体オチは予想付いていたのだけど、でも最後の展開だけは読めなかった。いやそんなことアトリエでやるんかーいと。
そんなことよりも大体このゲームをおかしくしてるのは、ルルアがカレー好きという設定。
キャラクターの好きなモノが設定されているというだけならまあいいんだけど、回復アイテムにカレーがあるだけでなく、キャラクエやサブクエでもカレー絡みの話が沢山出てくるし、ルルアの必殺技はカレー。挙げ句の果てにカレーのエンディングがある。なんなんだこのゲーム。カレーに賢者の石を入れる(砕くとかじゃなくそのまま原形をとどめたまま入れる)のは流石に笑った。
バトルは普通のコマンドタイプのもの。
WT制なので行動順序が最もカギになる。行動順序を変える素早さアップや加速などのバフ、素早さダウンや睡眠、スロウなどのデバフが非常に重要で、その辺りを駆使して如何に敵のターンを来させないかがポイント。そのあたりのデバフを盛ったアイテムを作っておけばボスクラスでもノーダメ(相手に1度もターンを来させない)で勝てたりするので、錬金術システムと良く噛み合ったバトルだなあと。終盤ボス以外には睡眠が最強すぎるので全部のアイテムに睡眠付けておけばOKみたいなとこはある。まあ終盤はスロウ以外だいたい無効なのでスロウ一本になってしまうが。
例によってアイテムは錬金術士しか使えないので、必然的にPTに錬金術士を入れざるを得ない。自分のPTは前衛にルルア・ロロナ・フィクスで、後衛にエーファ・ピアニャという編成が主だった。後衛に置いたエーファとピアニャのアシスト攻撃がめちゃくちゃ便利だったので凄く助かった。ただDLCのエンドコンテンツとかやるとまたバランスは違うのかもしれないので、アイテム反応でアシストしてくれるステルクさんとかのほうが向いてるかもしれない。
ひとまずエンディングは全部見たし(頑張れば1周目で全部網羅出来る)、クリア後の隠しボスも倒したので、あとはリドルの追加ページを埋めたら大体やれることはやったかな? というところ。もうちょっとトロフィー埋めをしたいところではあるが、レシピ全部作るってのがちょいと面倒くさいなあというくらい。ライザはレシピを全部覚えるだけで良かったのだけど、ルルアは作らないといけないので。
しかしカレーエンドを最後に見るもんじゃなかった。このゲームがギャグゲーだったような印象で閉めてしまった。いやまあ、大体間違ってはいないのだけども。
昨日ルルア進めてて笑ったポイントです #PS4share pic.twitter.com/6FFj3NrNxl
— だいじん (@daijin) September 23, 2020
そんなこんなで、今年2本目のアトリエはこの辺で。今年3本目はライザ2になるわけですが、PS5版も出るって話なので初のPS5ソフトがライザ2になりそうだなあ。