2020.11.10 (Tue)
■ [Game] オクトパストラベラー 大陸の覇者
配信分のストーリーをクリア。57時間くらい。
そこそこボリュームがあったと思うけど大半はレベル上げか素材集めしてたのでボリュームがあったとは呼ばないかもしれない。まあそれはさておき、感想など書いてみる。
https://www.jp.square-enix.com/octopathtraveler_SP/
オクトラのソシャゲか……と思わせておいて正統な続編という感じ。一見すると本当にSwitchのオクトラがそのままスマホに来た! という感じが素直に驚くし、これをF2Pで堪能できてしまうのか、マジか……ってなる。本当に遜色なくそのままオクトラなので、Switch版(以降、無印)が好きなら是非ともというところ。
システムとしては、他社製だがアナザーエデンをベースにしてオクトラの皮を被せたっていう印象。実際にはちゃんとオクトパストラベラーになっているが、アナデンの文脈も知っているとシステム理解が早いなーという印象。アビリティ周りとか、ガチャのレアリティとか。どの程度似通ってるかは別記事(Hack.md)に雑にまとめているので、こちらも興味があれば。実際アナデンを知っていると、マジでアナデンだなって笑ってしまうくらいにはアナデンです(批判の意図はないです)。
大陸の覇者がアナデンとそっくりだと感じた部分をまとめてみた。
— だいじん (@daijin) October 29, 2020
似てるからダメって言いたいわけではないけど、でもやっぱ意識しちゃうな……って話。 https://t.co/OjQocPDRVF pic.twitter.com/vAEcheC6x2
プレイアブルキャラクターは8x8の64人+αという大量投入だけど、この中から選ぶわけではなくて、単純にガチャ。最初の1人は☆4~5からランダムに選ばれて、あとはガチャで集めていくという感じ。
このキャラ入手周りとデイリークエストあたりは普通にソシャゲっぽいが、他は概ね据え置きRPG。UIが据え置き向けっぽいまま作られてて若干タップ範囲が小さくて押しづらいってのもあるけど、雰囲気はまさにオクトパストラベラーなので良くも悪くもといったところ。雰囲気作りは大変成功していると思う。フィールドやバトル画面のHD-2Dはやはり見ものの一言。
バトル面において無印と大きく違うところは以下。
- ジョブチェンジがなく、キャラごとに武器と属性攻撃が固定。
- バトルキャラクターは8人まで入れられる。前衛4人+後衛4人が基本構成。
- 後衛はターン経過時にHP/SPが回復するだけで、攻撃参加できない(アナデンと同じ)。
- BPは前衛・後衛どちらに居ても溜まる。
- 敵の弱点は8種類の武器か何らかの属性なので、キャラチェンジを駆使して戦う。
どんなバトルシーンにもオールマイティーに対応できるようにする場合は、全武器種+全属性が入るように8人パーティーを組むのが理想、という感じ。ただまあ属性攻撃は全部対応出来る必要はなくて、多少偏っててもあまり問題ない。終盤のボスは対物理カウンターとか使ってくるやつも居るので怖いけど、基本的には全キャラなんらかの属性攻撃は出来るので避けようはある。
BP使って連続攻撃した直後のターンだけはBPが溜まらないので、無印だとBPの使いどころがもの凄くシビアだった。しかし今作は後衛が居る。前衛がBP使っても後衛は別のBPを持っているので、後衛とチェンジすれば後衛が連続攻撃が出来る、という寸法。何気にコレが、割と爽快感ある。
モブなどの通常戦闘では、(1ターン目)前衛で全員Boostで殴る→(2ターン目)全員後衛に入れ替えて全員Boostで殴る→(3ターン目)また後衛に入れ替えて全員Boostで殴る……という常時Boostする脳筋プレイが2タップで出来る。というか恐らく基本的にはこう戦えよって雰囲気になってるっぽくて、モブでもシールド5とか6とか持ってるやつが普通に闊歩してる。ボスだとシールド10越えもザラに居る。無印以上にBPをガシガシと使ってBREAKを発生させていくかが肝になっている。
無印とはまたちょっとベクトルの違う戦いが楽しめるので、これはこれで全然普通に良いね! と思う。
アビリティ習得は、ほぼアナデンと同じ。レベルアップ時に取得したJPを消費してボードを進めて、隣接アビリティを取得していく感じ。
アナデンと同様に後段の枠ほどステータス上昇値やアビリティが強力なので、序盤の取得はすっ飛ばして後段から取っていくのがセオリー。振り直しはまだ実装されてないようなので慎重に振った方がいいかもしれない。アナデンは今でも振り直しは実装されてないし(まあアナデンは容易にレベルカンスト出来るからあまり問題にならないのだが)。
最初に書いたように、一番時間を食うのはレベル上げと素材集め。
レベル上げは無印と同じく低確率で遭遇するキャットリン狩り(ドラクエで言うメタルスライム)が主体になるけど、今作は中盤で解放されるデイリーの討伐任務でもレベル上げがしやすいのでそちらが確実。おかわりが1日1回20ルビーで出来るので、ストーリークリアまでは毎日おかわりすると良いと思う。ていうかした。無印でもレベル上げはめちゃくちゃ面倒くさかったので、ソシャゲライクではあるもののこういうの実装しておいて欲しかったですね!
素材集めは、もうただひたすらにモブ狩って集めないといけないので面倒くさい。ドロップなし、の文字を見たときの落胆たるや。素材は装備作成に大量に使うので本当に大量に必要なんですよね……。装備更新しなくても結構行けるには行けるけど。レベルと装備揃えなきゃってなってるときって大抵ボスに負けたときとかなのでなんともストレス。もちっとドロップ数か率が上がると良いのだけどなあ。まあ素材狩り中にキャットリンに遭遇したりするし……というのはなくもない。
そういえば防具は同レベル帯でも3種類あって、物防寄り・属防寄り・バランスがあるけど、基本的には物防ので良さそうね。敵はほとんど物理ばっかだし。属性使ってくることもあるけど率は低めだから、それよりは物理を確実に削っておいた方が良さそうな印象だった。特にモブは物理ばっか。
ストーリーは、無印の数年前ということで、まだオルステラ大陸が暗黒時代だった頃の話。
と言えば分かりやすいのだけどマジでこの大陸クソな人間しかいねーなっていうくらい狂人と蛮族しかいない。ボスは基本狂ってる。NPCはだいたいすぐ殺される。話が大変重いし、面倒くさい。この大陸はいっそ一回滅んだ方が良いのでは? ってくらい救いようがない。まだ続くのこれ? マジで? っていう感じ。
個人的な感想だけど、ストーリーの内容(というかライター)がちょっと微妙だったのでうーんという感じ。これは別の記事にまとめたので、ネタバレに注意しつつクリア後にでも読んで頂ければと。無印のときも微妙だったと感じた日記を書いているので、やはりこのシナリオライター(あるいは監修)が自分に全く合わないんだなと感じた。
オクトラ大陸の覇者のストーリーに関する感想メモ(ネタバレ全開)。あとで日記にも貼る。
— だいじん (@daijin) November 9, 2020
無印もそうだったけど、システムは悪くないのにストーリーの見せ方がガバガバなのが本当に気になって仕方がなかった。楽しめる人は気にせず楽しんで欲しい。わしはやっぱダメ・・。 https://t.co/OOVjqXvDUx
無印のキャラもごく稀に登場する。無印で死んだあのキャラもこのキャラも、まだ生きている頃なわけです。なるほど使い方が上手い。また先日ハンイットがプレイアブル実装されたけども、まだ半人前の頃なのでなんとなく若々しさがあって良いですね。リンデかわいい。こういうのはちょっとニヤッと出来るので好き。
ストーリーはまだまだ続くんじゃよって感じなのだけど、メインクエはこの時点で推奨レベルが65。☆3キャラ(Lv上限40~60)は太刀打ち出来るわけがないので早々に二軍落ちし、☆4キャラ(Lv上限60~80)もちゃんと上限解放していかないとこの先戦えなさそうで不安しかない。結局☆5キャラ(Lv上限80~100)取れってことなのか……? やはり金か……? と思うと気が重いので、この辺りはせめて☆3~4でも多少は戦えるようにバランス調整がされていくことを期待したいですね。現状だと☆5キャラってまだ8人+ハンイットしか実装されてないんで。
というわけで大陸の覇者を一旦駆け抜け終えたので、次のアプデまではまったりとしたいですね。