Zephyr Cradle Diary


2022.03.28 (Mon)

[Game] TRPGオンラインセッション

テーブルトークRPGことTRPGをやっている。

自分が初めてTRPGに触れたのはそれこそ20年以上前だけど、今は年数回の頻度(多いときは月1)で、メンバーはだいたい5人の固定メンバー。これを10年以上続けている気がする。

コロナ前はメンバーの誰かの家か、公民館的なところを借りてやっていた。GMがシナリオ書き上がらなかったりしたときはボドゲ会に切り替えたりしてた。終わったら飲み屋で反省会しつつ近況を駄弁ったりする、という感じの緩い感じで。

コロナ後はさてどうしたものかとなったけど、LINEのビデオ通話を使ってオンラインセッションやってみようってことで、試しにルールブック不要なパラノイアをやってみたところ、意外と出来るじゃんってなった。コロナ前にSkype使ってボイチャでやったことはあったけど、どうにも対面よりも時間がかかるなーと思うことがあって結局採用してなかった。時代が変わってLINE使ってビデオありでやってみると割と意思疎通がしやすくて、対面とさほど変わりなくやれているなと思った。

使っているツールはだいたいこんな感じ。

  • メインのやりとり:LINE(PC版)のビデオ通話
  • ダイスロール:各々で実際にダイス振って申告
  • キャラシー共有:Google Driveのスプレッドシート
  • ルールブック:Google Drive(市販品ではなく卓の自作ルールを使ってるので)
  • バトルフィールドやマッピング:Google Driveのスプレッドシート
  • BGM:YouTubeとか使ってなんか巧い感じに

ダイスの出目はカメラに映したりせずに自己申告に任せてるけど、ファンブっても楽しいんだからそこをウソつく理由もないしで、性善説でやって困ることはない感じ。やっぱ生のダイス転がすところは変えたくないっていうのもあるしで。一方でルールブックは卓のオリジナルルールなので、普通にオンラインで共有しながらやっている(Fate世界をベースにしたルール。このルールはゲムマに出展したこともある)。

オンセ最大のメリットは、他人のキャラシーを覗きやすいって点だなと思う。

対面でプレイするときは他人のキャラシーって各々で紙やノートPCやタブレットで作ってるから、その人に見せてって言わないといけない。けどオンセだと他の人のキャラシーも全部ブラウザのタブで開いておけばいいだけだから、サッと他人のキャラシーが見られる。

他人のキャラシーが見られるとどうなるかというと、プレイヤー間で戦略を考えやすくなるんですよね。「行動順がこうだから、じゃあ自分が最初にこれ使って、次に君がこれ使うようにやってみよう」とか。あるいは他人の行動に対して「ここでこっちのスキル盛ったほうが更にダメージ出るのでは」とか提案できたりして、協力プレイが一層捗っている気がする。GMとしても、各キャラがこういうことをしてくるんだなとある程度予測を立てた上で戦闘のギミック作れるのでとても良い。対面の頃よりも、互いに有機的な戦略が立てられているような気がする。

昨年11月頃のセッションからは自分が数年ぶりにGMをやっていて、キャンペーンの4回目を終えたところ。うちの卓は割とストーリー重視なシナリオが多い文化なので、毎回そこそこの分量のテキストを書いているけれど、まあまあやっぱり久方ぶりのGMは楽しいわね。

オンラインでこうしてTRPGが出来るのは、本当に良い時代になったなーと思う。終わった後はそのまま反省会しつつ、酒飲んだり、AmongUsとかパーティーゲームして駄弁ったり、最近はこのメンツも全員FF14を始めたので一緒にダンジョン行ったりしている。普段とは違うDCなので自分もあんまりレベルが高くないのだが、DC間テレポが実装される日が待ち遠しい限り。

地味にずっとそんなこともやっているよという話でした。