2021.12.24 (Fri)
■ [Game] 2021年ゲームまとめ・自分的GOTY(Game of the Year)
早いもので2021年ももう終わりにさしかかっているので、今年をまとめていきましょう。
万人に推せるとかの客観評価ではなく、個人的な趣味嗜好に偏った主観評価です。自分はどちらかというとストーリーに重きを置いているので、評価もそっちに寄りがちです。
1位:BLUE REFLECTION TIE/帝(PS4)
ぼくが求めていた最高の百合ゲーだった(※全年齢向けRPGです)。FF14暁月を押しのけての1位。やはり1位は自分の趣味嗜好に沿ったモノを推さないとね。
前作のブルリフ無印もオススメの百合ゲーだったのだけど、システムがちょいと独特で若干とっつきづらかったり、夜の風呂シーンではBGMがなかったりと気になる部分も散見されて、新IPとはいえなんとなく同人ゲームっぽさが拭えなかった。そこへライザのアトリエのシステムが輸入されてライザナイズされたお陰で、諸々の気になってた点がガサッと改善された。普通に万人にも推せるくらいのRPGに仕上がったのは良かったと思うのである。
ストーリー、キャラクター、音楽、どれも良いバランスで仕上がった作品。学校生活、箱庭世界、セカイ系、百合ゲーと、好きな要素が全て揃った、最高のガストのゲームでございました。決して一級品ではない。けれども確かにこの作品は自分の中で最高に輝いていたんだと言い切れる作品だった。
日記は2周目までしか書いてないけど、実際はトロフィーコンプのために3周目までやった。あとDLCも全部買った。サントラは発売以降ずっとこれしか聴いてない。
- BLUE REFLECTION TIE/帝が最高だった話(ネタバレなし) - Zephyr Cradle Diary(2021-10-28)
- ブルリフT 2周目おわり(ネタバレなし) - Zephyr Cradle Diary(2021-11-02)
2位:FINAL FANTASY XIV 暁月のフィナーレ(PS5)
FF14がこれまで歩んできた旧FF14、新生編、蒼天編、紅蓮編、漆黒編の総まとめとなる拡張パッケージ。広げた風呂敷をしっかりとたたんだ、堂々たるフィナーレだった。
余り多くは語らないが、FF14はしっかりと最高のファイナルファンタジーだったよと胸を張って言える作品だった。この先バージョン6.1や次の拡張パッケージに向けてどう話が進んでいくのかはとても興味がある。この先もプレイし続けていきたいですね。
暁月のストーリーネタバレ感想を読みたい方は以下参照。
3位:ウマ娘 プリティーダービー(iOS)
誇張表現でも何でもなく、自分の人生が変わった一作。
競走馬に関する知識の解像度を一気に引き上げてくれたというのもあるのだが、それ以上に、トウカイテイオーという存在に出会えたことは本当に自分の生活をガツンと変えてくれた。初めてアニメのサブスクに契約したのも、初めてタペストリーを買ったのもこの作品のお陰だ。勿論、競馬のレースを見て涙を流すなんて体験をさせてくれたのも、だ。
ゲーム自体は何度も育成を試行して強いキャラを育てるゲームではあるのだが、それに付随してくるウマ娘ごとのストーリーが本当によく仕立てられている。出会いの物語も然り、レース結果によるストーリーの微妙な分岐然り。現実の元となった競走馬のことをもっと知りたくさせられる作りは、単なるリスペクトの域に留まらないと思う。
ちなみにストーリー目当てにやってるのでほとんど育成キャラガチャしか回してないけど、すでに5回も天井まで回している。どうなるこの先。
4位:月姫 -A piece of blue glass moon-(Switch)
令和に蘇った、平成の傑作ノベルゲーム。
元は同人ゲームだった頃の作品のリメイクだが、リメイクという言葉で語られてしまうのは本当に勿体ないほどの完成された新作だった。
ジャンルはノベルゲーというくくりになると思うが本当にこれノベルか? という体験をさせてくれる。それとやはり型月世界観はオタクの身体に心地よく染み渡るんだよなという再確認をさせてくれる。
アルクェイドが本当にかわいい。すべての立ち絵がかわいい。でもやっぱり個人的には秋葉派なので、月の裏側(遠野家ルート)をお待ちしておりますよ本当に。
5位:ロマンシング サ・ガ リユニバース(iOS)
昨年まではあんまり力を入れてはいなかったけど、何故か今年になってしっかりやるようになった。
ロマサガの基本システムである「レベルなし」「戦闘後にランダムでステータスが上がる」を踏襲しつつソシャゲに落とし込んでいるのがとても良い。ある程度やると「これは全力オートで如何に周回するかなんだな」と理解するので、そのためにどういう編成や育成をすればいいのか、となっていくゲーム。装備とか技の継承とか。やればやるほど「これはしっかりロマサガだ……」という実感が湧いてくる。
極めつけは11月に実装された自動周回システムで、仕事中に横に放置してるだけでいいのが今のご時世にとてもマッチしてる。ビデオ会議中でもマナーモードにして放置周回してる。周回後に今回の周回のまとめが出るのもとても良い。
何よりも「マルチ要素がない(レイドイベントだけ)」「このキャラが居ないとダメみたいな人権キャラがない」のが良い。好きなキャラで好きなようにPT組んで敵をフルボッコにしていくぞ。ゲームとの距離感がとても自分にあっているなと思う次第だ。
なおメインストーリーはよく分からない。考えるな感じろ。そのあたりもまあ、ロマサガなんだよなと。
6位:SCARLET NEXUS(PS5)
テイルズチームが作ったらしい近未来系アクションRPG。アニメもやってたけどアニメは見ていない。トロコン済み、DLC全部購入済み。
主人公は男女選べるけど、結局どちらもやることになるのでどちらから始めても良い。所属する勢力・ストーリーの視点が違うので、両ルートをやってやっと全体像が見えてくるという感じだ。
アクションは非常によく出来ている。そこら辺に落ちてるモノをガンガン投げ飛ばして戦う、スピーディーなバトルはとても爽快。これでしかもマルチ要素がないので、普通にRPGとして楽しめるというのは思い切ったなと思う(こういうアクションゲームだと軽率にマルチが付いてるのが多いので)。
しっかし、ユイトの幼なじみのハナビが本当にかわいい。なんなんだこの生き物は。ユイトになんぞやらんぞという過保護になってしまう。
- SCARLET NEXUS カサネ編クリア(ほぼネタバレなし) - Zephyr Cradle Diary(2021-06-30)
- SCARLET NEXUS ユイト編クリア~トロコン(ほぼネタバレなし) - Zephyr Cradle Diary(2021-07-07)
7位:ドラゴンクエストXオンライン(Ver5.X ~ 6.0)(PS4)
Ver5.Xが幕を下ろして、Ver.6.Xが始まった。
DQXはシステムの改善に余念がないので、パッチごとにシステムが色々と変わっていっているのが良い。不便なところは思い切って改修してくれるし、逆に新たな試みもしてくれたりと、スクエニのパワーを感じる王道のゲームという感じ。
来年にはオフライン版が出るらしいが、正直オンライン版で良い。そもそも現行のラスボスまですべてソロ(サポートのみ)でクリア出来ているのだから、オフライン版をやる意味がない。強いて言えばネット回線が不要なこと(移動中にプレイしやすい)、Ver1.X時代のNPCにCVが付くことくらいか。
DQXといえばやはり、スマホアプリの便利ツールがマジで便利なのが凄い。ゲーム内のプレイヤーとスマホでチャットが出来るというのは他のゲームでも全く見ないし、この1点だけでも十分に賞賛されるべきだろう。チャットが盛り上がってて何かボスに行く流れになってるから自分もちょっとログインするか、みたいなのが出来る。アストルティア(DQXの世界)と現実世界の垣根が限りなく低い。
便利ツールの存在は間違いなくDQXのアイデンティティかつアドバンテージだと思うのだ。
8位:原神(Ver2.X)(PS5、iOS)
これがF2Pだなんて本当に? と今でも思っている。
新マップの稲妻が実装され、ハウジング(塵歌壺)が実装され、TGSのコンサートでオーケストラ演奏されたりライブがあったり、そして西川貴教がCVやったりと、何かと動きの激しい年だった。なんでTMなんだマジで。
イベントが毎度面倒臭い、日本語訳がそこそこ分かりづらい、メニューで十字キーが使えない……ということを除けばとても良い体験をさせてくれるゲームだと思う。音楽よし、風景よし、キャラクターよし、世界観よし。やり込めばハクスラのように装備掘りもさせていただける。
一方で、ある程度やり込んだらふっとやめてしまっても全く問題がない。F2Pだからね。やはりゲームとの距離感がちょうど良いのだ。気軽に始めて、気軽にやめていいと思う。ゲームというのは、それくらいでいいのだ。
9位:Fate/Grand Order(2部6章 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ ほか)(iOS)
2021年は型月、きのこ成分が多めの1年だった。こんなにもきのこを過剰摂取してしまって良いのか? 良いんです!
FGOのストーリーは人間賛歌であると、どこかのインタビューできのこが言っていた。汚泥のようなドロッドロの悪意を突きつけられても最後はそこに帰ってくる。FGOを読み続けるモチベはここにあるんだよなあと思う次第である。
ストーリーを読んで、そこにある強敵とのバトルを自らの手で越えて……としたあとの読後感は、何度でも言うが普通のRPGと遜色のない体験だ。新章ストーリーが実装されるたびにRPG1本(は言い過ぎかもしれないが)が追加されるようなもので、毎度の更新が楽しみ。
アヴァロンは、アルトリアキャスターが本当にかわいいんだ。内心めっちゃ弱気なのに表面上は強気に取り繕ってるヒロインなんてそんなのかわいいに決まってるじゃんな……。
実装から時間が経とうと話が色褪せるわけでもないので、是非とも時間を取ってじっくりと読んで欲しいなと思う。
10位:アナザーエデン(外典「剣の唄と失楽の翼」)(iOS)
アナデン、メインストーリーはうーん普通~って感じなんだが、イベントや外伝の話はめちゃくちゃ良いんですよ。
特に、この西方篇は凄く良かった。昨年から続いていて今年完結した。外典と謳ってるものはもはやイベントというよりはサブストーリーという感じで、このためにわざわざ世界地図が拡張されて大量のマップや街、ダンジョン、そしてキャラクターが新登場する。何よりもテキストが素晴らしい。普通にアナデンの中に新しくRPG1本追加されている感じだ。
外典のラスボスはめちゃくちゃ強くてまあ自分は面倒で石割って殴り殺したんだが(弱)、ストーリーの盛り上がりとかBGMとか最高すぎて最高しか言えなかった。
こちらもソシャゲなのでF2P。是非とも触れて欲しい作品だ。さて、そろそろメインストーリーも進めるか……(実はまだ1.5部後編をやってない)。
2021年にプレイしたゲームまとめ
据え置き(新規に触れたもの・購入したもの):
- BLUE REFLECTION TIE/帝(PS4)
- 月姫 -A piece of blue glass moon-(Switch)
- 聖剣伝説Legend of Mana(PS4)
- Among Us(PC)
- SCARLET NEXUS(PS5)
- 廃深(Switch)
- ヒューマンフォールフラット(PS4)
据え置き(継続):
- リングフィットアドベンチャー(Switch)
- 原神(PS4版→PS5版)
- ソードアートオンライン アリシゼーションリコリス(PS4)
- DQX(PS4版):5.5~6.0
- FFXIV(PS4版→PS5版):5.5~6.0
ソシャゲ(新規に触れたもの):
- ウマ娘 プリティーダービー
- アサルトリリィ Last Bullet
- ブルーアーカイブ
- ドラゴンクエストダイの大冒険 魂の絆
- 聖剣伝説Echoes of Mana(cβ参加)
- シン・クロニクル(cβ参加)
- BBDW(→サ終)
ソシャゲ(継続・一部):
- Fate/Grand Order
- ロマンシング サガ リ・ユニバース
- オクトパストラベラー 大陸の覇者
- アナザーエデン
- テイルズ オブ ザ レイズ
- アークナイツ
- グランブルーファンタジー
- プリンセスコネクトRe:Dive!
- 超昂大戦 エスカレーションヒロインズ
- アイドルマスター シャイニーカラーズ